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概要
SEOとは検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)の略です。検索エンジンにおいて検索結果でより上位に現れるようにウェブページを 書き換えることであり、その技術手法やサービス。より多くの検索流入を獲得するために、この技術を使用して多くの企業または個人などが日夜努力しています。 当サイトの管理人も同様に切磋琢磨しております。
2015年6月初旬現在で、本格的に当サイトを運営して約2ヶ月半になります。私のようなものがSEOを語るのはおこがましいですが、管理人の備考録的な 要素もありますので発表する決意をしました。サイトをオープンした時のアクセス状態は、それはひどいものでした。ウェブの知識が少しある程度だったので、 今考えるとそれも当然だと思います。今では検索結果が1ページ目に登場するページもあらわれて、それにともなってアクセス数も伸びてきています。
これからも検索エンジンのアルゴリズム仕様変更等があったりいたしますが、すべてが自分のスキルアップにつながりますので頑張ります。 随時更新していければと思っております。2015年6月初旬現在でのSEO内部対策を紹介します。
titleタグ
30文字程度を意識しています。重要なキーワードを左から単語の羅列ではなく、文章になるようにします。検索結果のスニペットタイトルにも なりますので、インパクトがあるようにします。なかなか難しいですがSEO対策では最も重要です。検索結果表示後の決め手にもなりますので。 そのページのテーマは文章のキーワードにしています。
meta descriptionタグ
100文字から120文字程度を意識しています。前もってキーワードを選定し、そのキーワードをうまくちりばめ的確な文章になるようにします。 検索結果のスニペットの説明文になったりしますので、うまい文章を考えるようにします。SEO対策では重要です。これも検索結果表示後の決め手になります。 私の場合、これが一番難しい作業です。また短すぎたり、ほかのページと重複するとSearch Consoleで警告されます。
meta keywordsタグはGoogleではサポートされていないようです。いちおう私は5個くらいのキーワードまでを定義しています。
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hxタグ
h1からh6タグです。HTML5になりh1タグは複数記述できますが、h1タグは一つがいいと思います。やはりh1タグのキーワードはページに一つで絞りたいです。 文章構造をしっかりと間違った順番では使用しないでください。h2タグが登場していないのにh3タグがいきなり登場してみたいな。 できればh1タグはbody直下がのぞましいです。
サイトをオープンした時、hxタグは全く使用していませんでした。今考えると恐ろしいですね(笑)。その時は検索エンジンのロボットプログラムと相性の 良いHTMLがあるなんて夢にも思いませんでした。このことを知った時は目からウロコでした。今までに何回もHTMLを書き直していますが、 結果はついてきていると思います。それにともなってアクセス数も伸びています。
エンコードはUTF-8
これがSEO的に有効かどうかはわかりません。それまではshift_jisでした。最近ではUTF-8がスタンダードなので変更しました。shift_jisで検索上位に きているサイトもあります。でも当サイトは今後もUTF-8でいこうと思います。html自身のエンコードもUTF-8に変更しました。
html自身はUTF-8、CR+LF、BOMなしで保存しています。
装飾タグはCSS
装飾タグはすべてCSSファイル(スタイルシート)で定義しています。centerタグ、改行タグ、罫線などもスタイルシートで定義しています。 これはGoogleも推奨しています。みなさんもしていると思いますが、管理もしやすいので別スタイルシートファイルを読み込んで、 html自身を軽くしています。
レイアウトのためにtableタグを使わない
レイアウトのためにtableタグを使わない。当サイトも最初は楽なので使用していました。現在はtableタグは表の時だけ使用しています。 本来タグが持っている意味を理解し、考慮してそのとおり使用するのが結局ロボットプログラムとの相性につながります。よって最初から本来のHTMLで 表記されていれば、必要ありません。それ自体がSEOだと思っています。
(2015/07/03追記)HTML5ではborder属性の使用目的が変更になっています。そのほかcellspacing属性、cellpadding属性などが廃止され スタイルシートで表記するようになっています。気をつけてください。詳細はHTML5リファレンスを参照してください。
箇条書きはリスト
これもtableタグと同様ですね。箇条書きはliタグを使用してください。どうしても意図したとおり表示されるとそこでOKにしてしまいます。 HTML本来のタグを見直すいい機会になりました。なんとなくしか理解していないタグも私の場合ありました。
alt属性
画像ファイルのalt属性を定義してください。alt属性は画像ファイルの説明文です。ロボットプログラムはテキストありきですので きっちりと定義しましょう。
www統一
wwwあり、wwwなしの混在を許してしまうと検索エンジンに別インデックスとして登録されてしまいます。トップページのindexファイルも同様です。 これは最初に行わなければいけません。サーバーの設定ファイルでリダイレクトして統一しておいてください。重複ページの解消になります。
設定方法は(.htaccess)301リダイレクトを参照してください。
Webサイトスピードアップ
読み込み速度が遅いサイトは、マイナス評価を受けます。なにより閲覧者にとってやさしくありません。読み込んでるうちにほかのサイトへ いってしまうことでしょう。そして積極的には二度とサイトへ訪れてはくれません。検索順位も下がりますし、いいことはありません。
当サイトでも実際に行っている方法があります。 Webサイトスピードアップを参考にしてみてください。
関連性のあるネーミング
ディレクトリ、htmlファイル、phpファイルはできるだけ、連番などではなく関連性のあるネーミングをしましょう。検索結果の表示でもキーワードに ヒットすれば太字になります。目立つことはいいことです。それだけでCTRがあがります。管理もしやすくなるのではないかと思います。
robots.txt
直接SEOには関係ありませんがロボットプログラムにインデックスさせる必要のないページは、クローラーが回らないように設定しましょう。 サイトマップを指定しますので、やはりあったほうがいいでしょう。ちなみに当サイトはオープン後しばらくありませんでした。お恥ずかしい話です(笑)。
XMLサイトマップ
SEO的には超重要です。しかし当サイトはrobots.txtと同様にオープン後しばらくありませんでした(笑)。
XMLサイトマップを送信するとクローラーが巡回するまでのスピードを短縮することがでます。通常のクロールでは検出しにくいページもクロール してくれるようになります。よってこれがないと致命的です。でも結局クロールの時期は相手次第なんですよね。ロボットプログラムに十分認識されている サイトだとクロールの時期も早いです。
当サイトの場合、ほぼ毎日XMLサイトマップをGoogle Analyticsに送信しています。更新の場合はXMLサイトマップ、同時にRSSファイルの送信で 対応しています。新規ページを投稿する場合は、Fetch as Googleにてインデックス作成依頼を出しております。
サイト構造
HTMLサイトマップを各ページからアクセスできるようにしています。閲覧者にサイトの構造をお知らせすることができますし、あると便利なので 設定しています。リッチスニペットによるパンくずリストも設置しています。 やはりSEO的には重要だと思います。
閲覧者には目に見えるHTMLサイトマップを配置し、クローラーが巡回のためにはXMLサイトマップをロボットに認識させています。
アンカータグはテキスト
ボットがテキストありきですので、きちんとタイトルをネーミングしたテキストで表記すべきです。「リンクはこちら」でなく、ちゃんとネーミングしましょう。
外部リンクは別ウィンドウ
HTML5でもtarget属性が非推奨ではなくなりました。積極的に使用しましょう。外部リンクの場合、「target="_blank"」で別ウィンドウにすべきでしょう。 外部リンク先から戻ってもらえればいいのですが、たいがい元の画面は忘れしまわれがちです。
反対に内部リンクは別ウィンドウにしないようにしましょう。ケースバイケースですがリンクするたびに別ウィンドウが開くのは、ユーザーさまにも宜しくないように思います。
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本文中からもリンクできるものもありますが、リンクをまとめてみました。よろしかったらご利用ください。
まとめ
ほとんど何も知らない状態でサイトをオープンしたのでスタートダッシュは遅れてしまいましたが、少しずつアクセスも伸びています。 外に出ないで作業しているときは、Google Analyticsのリアルタイムサマリーを見ながら、それを励みにして仕事をしています。
ロボットプログラムの仕様変更等、私自身のSEO学習もあるので、こまめにサイトは試行錯誤を繰り返しながら、更新していきます。 いつもですけど先人たちの知恵に助けられました。私もそんな先人たちのハシクレになれるように頑張ります。よい情報が 発信できればと思っております。
SEO内部対策を記事にしましたが、SEOをしたから飛躍的にアクセス数が伸びるものでもありません。補助的なものです。 やはり最良のSEOは最良のコンテンツを作成することではないでしょうか。これが一番難しいです。
お読みくださってありがとうございました。それでは。