目次
概要
インテリジェンスイベントとはウェブサイトの利用状況やトラフィックの指標に大きな変化が検出された場合に生成され、 それを確認することができます。自動ウェブアラート、カスタムアラート、自動AdWordsアラートの3種類があります。
自動ウェブアラートは、GoogleAnalyticsであらかじ用意されており、トラフィックの指標に大きな変化が検出された場合などに生成されます。
自動AdWordsアラートは、AdWordsからのトラフィックに大きな変化が検出された場合に生成されます。たとえば、いずれかのキャンペーンの クリック率が劇的に上がった場合や、いずれかのリンク先 URL で発生した収益が前週に比べて大幅に低下した場合などにアラートが表示されます。
カスタムアラートは、ユーザーが指定した特定のしきい値にトラフィックが達した場合に生成されます。たとえば、ある特定地域からのトラフィックが 30% 以上上昇した場合に、カスタムアラートを表示するよう設定できます。
カスタムアラートにはメール通知機能がありますので、レポートをチェックしなくても、イベントが発生したことがわかります。 ユーザーには嬉しい機能ではないでしょうか。
自動ウェブアラート
Google Analyticsの「インテリジェンス イベント」「サマリー」で確認することができます。
サマリーレポートには、指定した期間の自動アラートとカスタムアラートが表示されます。Google Analyticsで あらかじめ設定されているアラートが表示されます。たとえばorganic検索からの平均セッション時間の上昇などを確認することができます。
重要度に関しては、プラス変更が緑、マイナス変動が赤と色分けされて見やすくなっています。サマリーレポートを分析、解析することによって なにかしらの戦略をたてられ、対策を講じることができるのではないでしょうか。
当サイトのサマリーレポートを例にとっていますが、本当はかなり恥ずかしいです。(笑)
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カスタムアラート
Google Analyticsでは、ユーザーがアラートを設定することができます。それがカスタムアラートです。用意されているものを使用するという 形式ですが、それで十分ではないでしょうか。かなりのパターンが用意されています。
「アナリティクス設定」をクリックし、アナリティクス設定画面にいきます。「カスタムアラート」をクリックしてください。
「新しいアラート」をクリックしてください。
サンプルで前日からのセッション数が10%増加というカスタムアラートを作成してみます。
各項目を入力してください。完了したら「アラートを保存」をクリックしてください。あとで編集することも可能です。
- アラート名:わかりやすいネーミングでおねがいします。
- 期間:日を選択します。
- 適用対象:すべてのトラフィックを選択します。
- 次の場合に通知する:セッションを選択します。
- 条件:%以上増加を選択します。
- 値:10を入力します。
- 比較対象:前日を選択します。
メール通知機能を使用する場合は、チェックをつけてください。
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まとめ
このようにインテリジェンスイベントはウェブサイトの利用状況やトラフィックの指標に大きな変化を検出し、イベントという形で表示してくれます。 サイトの運営で戦略、対策のためにもインテリジェンスイベントはかかせません。
特にGoogle Analyticsを毎日閲覧できない方には、メール通知機能によりサイトの大きなを察知し、対応することができます。 これを機会にインテリジェンスイベントを設定してみてはいかかでしょうか。
お読みくださってありがとうございました。それでは。